腰痛は体幹を鍛えて体幹でスイングすれば腰痛にならない

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ゴルフと腰痛

 ゴルフと腰痛はとても深い関係性があります。

ゴルフで最も多い障害は腰痛です。ゴルファーの半数は腰痛持ちだと思われます。腰痛になってしまうと思うようなスイングが出来ないばかりか、無意識に腰をかばうスイングとなってしまうので知らないうちにスイングを壊していくケースがプロ、アマチュア問わず起こっています。

ではなぜゴルフと腰痛が密接な関係になってしまっているのかと言えば、ゴルフは特殊なスポーツで腰曲げて長時間同じ状態でいることがよくあります。これは練習では特にこのような無理な体勢でいることになります。このような腰を曲げて長時間いること自体非日常的な姿勢ですので、腰に負担がかかることは当然と言えます。また、ゴルフは腰を捻ったり伸ばしたり縮こませたり様々な動きを要します。これだけでも相当な負担となってしまいます。

     

腰痛には大きく分けて3通りあります

ぎっくり腰・・・おそらく大半の人が経験があるかもしれませんが、突然腰に激痛が走り体を動かすことができないくらいな痛みを伴います。これは腰に疲労が蓄積されていて柔軟性がなくなっているときに重い荷物や前かがみになった時などに腰背部の筋肉が痙攣をおこしてしまい、身動きの取れない鋭い痛みを誘発してしまいます。こうなってしまったら無理に動こうとせずに、まずはアイシングをして、痛みが治まって来たら病院に行くようにします。

 

慢性腰痛・・・慢性腰痛の痛みはぎっくり腰ほどではありませんが、日常的に重くだるい痛みを伴っています。これは長年ゴルフをしていると長時間同じ姿勢を繰り返していると起こります。その原因は同じ姿勢を繰り返すことにより血行不良になり、筋肉も緊張した状態となり凝りに繋がります。その繰り返しで筋力が落ちたり柔軟性が低下してしまい慢性的な腰痛になってしまいます。

 

筋筋膜性腰痛・・・これはゴルファーの大半はこの種類の腰痛となります。この種類の腰痛の痛みは筋肉痛より痛くしたような症状で、原因は腰を捻ったり急激に収縮を繰り返したり同じ姿勢を長時間繰り返すなどで引き起こす腰痛です。まさにゴルファーが陥ってしまう症状です。これは使い過ぎによる腰の筋肉の損傷で、筋肉が硬くなって張りが出て重くて、だるい痛みを生じてしまいます。軽度ならストレッチやマッサージなどをして、安静にしていればすぐに収まりますが、悪化していけば慢性腰痛や椎間板の障害まで発展していく可能性があるので、常日頃のストレッチや腰や体のケアを大事にしていきましょう。

 

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体幹軸を意識すれば腰痛は激減する

ゴルフスイングと腰痛は密接な関係があることは誰しもが理解できるところなのですが、正しく体を使ったスイングをすれば腰への負担が激減します。例えばスイング中に軸が傾けばダウンスイングで、右肩が落ちてしまいます。そうなると腰が飛球方向に流れてしまい腰を必要以上に捻りすぎてしまいます。その逆にスイング中に背骨の軸を前後左右に動かさずに体を回すと腰への負担はほとんどありません。

 

ゴルフは前傾姿勢をしたり、腰を捻ったり収縮させる動きが多いスポーツなのですが正しい軸を意識したスイングを行えば腰痛はかなり改善されます。それと軸を正しく動かすことにより安定したショットが打てることにも繋がることになり、とても良い副産物がついてくるのでしっかりと正しい軸の使い方を覚えましょう。

 

腰への負担を減らすには軸を動かさないことなのですが、軸を動かさないようにするためには体幹を正しく使う必要があります。体幹とは腕と足以外の胴体部分を言います。この胴体部分を正しく理解して動かすことによりスイング軸がブレなくなるようになります。

 

しかし背骨の軸を意識しすぎたら、体重移動が全くないその場回転のスイングになる人も多いと思うかもしれません。体幹を中心としたスイング軸とは両肩幅の間を言います。イメージとしては筒をイメージするとわかりやすいです。背骨の1本軸では体幹を正確に使うことが難しくある程度の体重移動のイメージも出しにくい部分もあります。

 

正しく体幹を使うにはアドレスが大事です。アドレスの時にしっかりと両足の股関節に体幹を乗せる必要があります。コツとしてアドレス時にズボンの股関節部分にしわが入るようにアドレスを作ります。

 

次にテークバックでは横腹の筋肉を捻ってクラブを上げていきます。スイング中はアドレス時の両肩幅より体が出ないように注意しながら、体幹の動きが主になるよに体を動かします。横腹の筋肉に張りを持たせて、トップスイングが完成したら左サイドの背筋でクラブを引っ張り下ろしていきます。この時も体幹主導のスイングをします。腕は体体幹の動きに後からついてくる感覚です。

 

   
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