女性のためのゴルフ上達方法
女性の特徴を活かしたスイングを作る
最近では女子プロ人気で女性のゴルファーがかなり増加しています。このことはゴルフ業界にとっても大変素晴らしいことで、明るいゴルフの未来が開ける要因とも言えます。
そういったなかで、男性を対象としたレッスンはよく見かけるのですが、女性を対象としたレッスンはあまり見かけないのが現状です。
ここでは女性のゴルフ上達について説明していきます。
まず女性と男性では体の構造が違います。特に違うことは筋肉です。女性は男性に比べ筋力がありません。そして体も小さいため飛距離の点では劣ってしまいます。
しかし女性には男性にはあまりないしなやかさがあります。これは体の柔らかさや関節の柔らかさであり女性特有のものであります。
このことを活かしてスイングを作っていけば必ず上達します。
ピッチショット・・・トータル距離の主がキャリーのアプローチショット
ピッチエンドラン・・・キャリーとランが半分くらいのアプローチショット
ランニングアプローチ・・・名前の通り転がしのアプローチショット
女性がなりやすい動き
オーバースイング・・・女性は体が非常に柔らかく体がよく回るためオーバースイングになる人が多いです。
しかしオーバースイングにも良い悪いがあり、体の使い方が正しければ問題は全くありませんが、体の回転を伴っていない腕だけで作るオーバースイングは改善する必要があります。
改善方法・・・まず良いオーバートップとは肩の回転と腕が一緒に動いて、トップで手首が緩んでいない状態。このタイプのオーバートップは全く問題はなくむしろ非常に回転が深く飛距離をしっかりと出せる形と言えます。
悪いオーバートップとは肩の回転と腕が同調されておらず肩の回転が止まって手首を緩ませて腕のみでトップを作り、その時手首や腕に張りがなく緩んでしまっている状態。
こうなってしまったら腕のみに頼ったスイングになってしまい、安定感や飛距離がでません。
これを改善するにはアドレス時の両手首の角度（形）を維持したままスイングします。そうすることにより手首が緩んだオーバースイングは防ぐことができます。
またテークバックの最初の段階で右の手首を甲側に折りながらテークバックして、その状態をキープしたままスイングすれば手首の動きが抑えられて、オーバースイングは改善されます。
このように手首の動きを抑えることにより、体幹を使ったテークバックやスイングが出来るようになりますので飛距離アップや安定感も増しますのでぜひ実践してみてください。
ウィークグリップ・・・女性は手が小さく手のひら全体で握るパームグリップの人が多く、パームグリップは手首の動きが抑えられやすくコックが使いにくく、またウィークグリップになりやすくなります。
改善方法・・・このような状態で打つとスライスして飛距離も全く出ませんのでグリップは左の拳が2～3個は見えるくらい上から握るようにします。握り方も理論は色々とありますが、基本はまず手を広げてグリップが手のひらに対して斜めになるように握ります。
スイング中前傾角度が崩れる・・・これはかなりの割合で多くいます。女性は男性と比べると体幹（腹筋や背筋といった上半身の大きな筋肉）が弱くどうしてもインパクト付近で体が伸びあがってしまいます。
これではボールの頭を叩くトップや、体が早く起き上がので、こうなってはボールが届かないので手首を早く解いてアーリーリリースになってしまいダフリなどのミスも出てしまいます。
改善方法・・・練習場ではお尻にキャディーバックを置いてアドレスからフォロースイングまでお尻が離れないようにスイングします。
またラウンド中ではボールと顔の距離が変らないようにスイングするように心掛けましょう。そうすることにより、安定したショットが打てれうようになります。
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