ショットが安定する1軸スイング
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1軸スイングはシンプルなのでショットが曲がらない
いま韓国選手の活躍には目を見張るものがあります。特に女子は世界でもトップレベルであることは間違いありません。
しかし日本勢は残念ながら男女ともに韓国勢に押されています。
日本人と韓国人とでは体格やパワーの差はほとんどありません。しかしここまで差が開いていることはには理由があります。
まず1つに幼少期からの英才教育です。
これは韓国では幼いころから学校の勉強時間を減らしてでもゴルフの練習に時間を費やします。時には朝から夜遅くまでおこないます。
そしてその環境も日本とは桁違いです。
まず子供たちに専属コーチがつきます。そのコーチたちはアメリカやヨーロッパなどの最先端技術を勉強しており理にかなった理論で子供たちを指導します。
そして技術だけではなくメンタルやコースマネージメントにも非常に力を入れて指導しています。このあたりが日本とは違うところです。
日本にも最近ではジュニアのレッスンに力を入れ始めているのですが技術的な指導が9割です。残りの1割がメンタルやコースマネージメントです。
韓国とはこのあたりの費やす時間や考え方が根本的に異なります。
ゴルフは技術もとても重要なのですが、ある一定のレベルまで行ったらそれ以上にメンタルが大切になってきます。
実際に試合などでプレッシャーがかかる1打でのナイスショットを出せるようにするにはメンタルです。そのショットを成功させるための考え方でありイメージの作り方がとても重要となってきます。
次に技術的に違う点は体重移動に大きな違いがあります。
日本人は一般的に小柄で体力がないためテークバックでは右足にしっかりと体重を乗せてインパクトからフォロースイングにかけてはしっかりと左足に体重を乗せることを学ばせていますが、韓国では日本の教えの正反対の理論を教えています。
韓国人は日本人と体力や背丈もほとんど同じなのですがスイング中の体重移動を極力抑えた1軸スイングを行っています。
この1軸スイングは欧米での理論であり日本では飛距離が出ないとの理由であまり浸透していません。
しかし同じような体格で結果を出し続けている韓国選手ができているのなら日本人もできるはずです。
この1軸スイングが身に付けばまず方向性が安定します。
その理由は体を左右に動かす体重移動が減るので重心が安定することです。その結果再現性の高いスイングが出来るようになり、ミート率も格段に良くなります。
もう1つはスイング自体シンプルになるのでスイング中のクラブフェースの位置が把握しやすく、フックボール、スライスボールや高い球、低い球など様々なショットが打ちやすくなります。
しかし体重移動を行うスイングよりも1軸スイングは飛距離の点では劣ってしまいまうのが事実です。
しかし1発の飛距離では劣ってもゴルフで重要な平均飛距離では勝っているのでスコアには良い面で影響してきます。
これだけ見ても1軸スイングは良い点ばかりです。1軸スイングは基本的なハーフスイングを中心とした練習で身に付けることがとても近道となります。
理由はとにかく体の左右の動きをおさて体を両肩幅の中で回転させるイメージを作ることが重要だからです。
いきなり振るスイングでは体が左右に動いてしまうので最初はハーフスイングで両肩幅の間の中で体を回すイメージで練習していきましょう。
その時にコツとして手首のコックはテークバックの始動から早めに使います。体重移動を行わないのでコックを早い段階で使えば体の動きが抑えることが出来ます。
ゴルフで最も多いケガは腰痛であり、腰痛の原因ははスイング軸が崩れてしまっていることです
腰痛は慢性化してしまえば治りにくいケガなのでスイング軸を正しく作って腰痛を改善することが重要です
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